XM Cloudの保護された編集ホスト アイテム


概要

環境のXM Cloudのビルド構成はxmcloud.build.jsonファイルに定義されています。また、このファイルには編集ホストの構成も含まれています。Sitecore XM Cloudの編集ホスト アイテムは、コンテンツ管理と配信処理の安定性と完全性を確保するものです。

編集ホスト アイテムはデプロイ中にSettings\Services\Rendering Hosts\配下に自動的に生成されます。これらは、デプロイ中に生成されたホスト名を介してPagesまたはExperience Editorを使用するたびに、CMからアクセスされます。

デフォルトでは、編集ホスト アイテムは編集から保護されています。お客様が保護されたレンダリング ホスト アイテムを移動または上書きすると、ウェブサイトを開けなくなる可能性がありますので、移動や上書きは避けるようにしてください。

重要な注意事項
管理者権限を持つユーザーは(「Unprotect Item」ボタンを使用して)保護を除去し、「Server side rendering engine endpoint URL (shared)」フィールドのホスト名を手動で変更することが出来ます。ただし、レンダリング ホストを手動で設定する必要がある唯一のシナリオは、例えばVercelなど、弊社インフラストラクチャ以外の場所でレンダリング ホストをホスティングされている場合のみです。

更に編集ホストを追加する必要がある場合は、以下の節をご参照ください。

新しい編集(レンダリング)ホストを追加する方法

新しい編集ホストを追加するには、以下を実施してください。

  1. XM Cloud構成ファイルxmcloud.build.jsonを開きます。
  2. 貴社の所有するレンダリング ホストを定義します(一つ、または複数の「Default」)。
  3. プロジェクトをデプロイします。(https://doc.sitecore.com/xmc/en/developers/xm-cloud/xm-cloud-deploy-app.html
  4. その後、ポッドが作成され、ポッドがホスト名を自動的に取得します。