この記事では、Azure Front Doorに新しいカスタム ドメインを追加する一般的な手順について説明しています。具体的な手順は次のとおりです。
- 有効な証明書を追加する
- 新しいカスタム ドメイン レコードに追加したいルートを選択する
- 新しいカスタム ドメインを追加する
- 貴社DNSをCNAMレコードで更新し、Azure Front DoorのエンドポイントURLアドレスを指すようにする
各手順の詳細につきましては、本稿の下記の節をご参照ください。更なる詳細情報につきましては、Microsoft社の以下のドキュメントをご参照ください。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/frontdoor/standard-premium/how-to-add-custom-domain
(Azure Front Door管理のものではなく、)貴社独自の証明書を使用されている場合、まずそれを追加する必要があります。
- Azure Portalの貴社リソース グループ下で、Key Vaultを開きます(必要に応じて作成します)。
- アクセス ポリシーが貴社に割り当てられていることを確認します。詳細については、このページをご参照ください。
- 証明書にアクセスし、新しい証明書をインポートします。詳細については、このページをご参照ください。
- Azure Front Doorを開き、セキュリティ → シークレットにアクセスします。
- 証明書の追加をクリックし、Key Vaultからのインポートされた証明書を選択します。

註: 将来的な問題を避けるため、完全なチェーンを含んだ証明書を使用することをお薦めいたします。詳細につきましては、このページをご参照ください。
- Azure PortalでFront Doorを開きます。
- 設定 → Azure Front Doorマネージャーにアクセスします。
- ルートを選択します。

- ルートのアップデート ページで、新しいドメインの追加をクリックします。

- Azureマネージド ドメインを使用している場合、AzureマネージドDNSを選択します。そうでない場合、DNSの管理でAll other DNS services(その他のすべてのDNSサービス)を選択します。
- カスタム ドメインの値を記入します。
- 有効な証明書を選択します。
- 最低限のTLSバージョンとしてTLS 1.2を選択します。
- Azure Front Door → 設定 → ドメインにアクセスします。
- DNSの状態が「CNAME/alias record is not currently detected(CNAME/エイリアス レコードが現在見つかりません)」となっている貴社ドメインがリストに表示されます。

- 貴社カスタム ドメインに関連付けられたAzure Front DoorのエンドポイントURLを指すCNAMEレコードを作成します。
- レコードが作成されたら、Azure Front Door → ドメインを確認します。貴社ドメインが緑表示となり、「Traffic is delivered(トラフィックが送信されています)」状態になります。
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