Azureテレメトリー ダッシュボード


概要

この記事では、キーとなるAzureサービスのメトリック概要を提供するAzureテレメトリー ダッシュボードを作成するのに使用する、Sitecoreから提供されているサービスの概要を説明します。お客様はカスタマー サポート ポータルを使用して「Azure Telemetry Dashboard」サービス リクエストを起票していただけます。現在、以下のメトリックがダッシュボードで過去7日間分トラッキングされています。

  1. 可用性テストの結果(Availability Test Results) (AI Pingテスト)
  2. 5XXエラーの傾向(5XX Error Trend) (CMおよびCD)
  3. リクエストの傾向(Request Trend) (全てのWeb Apps)
  4. リソースごとの平均応答時間(Average Response Time by Resource) (App Serviceプラン)
  5. リソースごとの平均CPUパーセンテージ(Average CPU Percentage by Resource) (App Serviceプラン)
  6. リソースごとの平均メモリ パーセンテージ(Average Memory Percentage by Resource) (App Serviceプラン)
  7. DBごとの平均DTU消費パーセンテージ(Average DTU Consumption Percentage by DB) (SQL Server)
  8. DBごとの平均CPU消費パーセンテージ(Average CPU Consumption Percentage by DB) (SQL Server)
  9. キャッシュ ヒット(Redis Cache)
  10. 使用済みメモリ パーセンテージ(Used Memory Percentage) (Redis Cache)

    ※註:WAF実装があるお客様については、以下に示す4つの追加メトリックがあります [1]
    テンプレートの一部として利用可能なWAFメトリック:

  11. リクエスト合計(Total Requests)
  12. 正常および正常でないホスト(Healthy vs Unhealthy Hosts)
  13. 失敗したリクエスト(Failed Requests)
  14. Application Gatewayの合計時間(ミリ秒) (Application Gateway Total Time in Milliseconds)

このダッシュボードには、過去7日間(デフォルト)のタイム チャート タイルに環境全体のキー リソースの使用率、パフォーマンス、および可用性の詳細がひとつのビューで表示されています。そのため、お客様は実装のパフォーマンスや可用性を改善するのに必要な適切なアクションを取っていただくことができます。

Sitecoreはお客様のリクエストに応じて、適切な場合、30日間の範囲のダッシュボードをデプロイすることも可能です。

前提条件

Microsoftのドキュメント

詳細につきましては、Azure Log Analyticsデータのダッシュボードを作成して共有する方法に関するMicrosoftのドキュメントをご参照ください。

RACIマトリックス

RACIマトリックス、または役割分担表は、プロジェクトまたはビジネスのプロセスのロールや役割を定義するのに役立つ図表です。

 

Sitecore

お客様

上述通りにメトリックが表示されるようAzureテレメトリー ダッシュボードを初期設定する

R,A

C,I

追加のテレメトリー メトリックをカスタマイズする

C,I

R,A

凡例:

脚注: