本記事では、コンテナー化環境ソリューション専用のHotfixパッケージの詳細およびコンテナー化環境へのHotfixパッケージのインストール方法について説明します。
Hotfixパッケージの内容は、下記の通りです:
- Hotfixパッケージを解凍します。
- ReadMeファイルを開きます。Hotfixパッケージに追加のファイルが含まれている場合、ReadMeファイルに記載されている手順に従ってください。
- 実施された変更をファイル システムに適用します。Hotfixは、そのHotfixが対象とするSitecoreロールのコンテナーに適用する必要があります。なお、このHotfixは、複数のイメージに適用できる場合があります。
イメージにHotfixを適用して新しい設定レイヤーを追加するには、SitecoreロールのDockerFileにいくつかの命令を追加します。
これらの命令は、Hotfixを適用するSitecoreロールごとに追加する必要があります。
Dockerfileの命令は、コンテナー用のSitecore Hotfixパッケージからファイルを抽出し、コンテナー内のウェブサイトのルート フォルダーの該当する場所にコピーする必要があります。
CMロールの場合の例は、以下の通りです:
HotfixパッケージにInit.ps1ファイルが含まれている場合は、Dockerfileにこのファイルを実行するPowerShellコマンドを格納する必要があります。
- 更新されたDockerfileを使用して新しいイメージを構築し、コンテナー化ソリューションにデプロイします。
これは、以下のようなコマンドで実施できます。
docker compose up -d