説明

１つのSitecore XM・XPインスタンスには、複数のサイトが含まれる場合があります。開発者は、一般公開のサイト（エクストラネット） およびアクセスが制限されているサイト（イントラネット）を同じインスタンスに含めたい場合があります。両方の種類のサイトを含むソリューションを実装する際に、開発者はSitecore XM・XPに、イントラネット サイトへのネットワーク アクセスを制限する機能が組み込まれていないことに留意する必要があります。ただし、次のセクションに記載されている通り、エクストラネットとイントラネットの分離を実現するための選択肢があります。

Sitecore XM・XPの機能でのサイト アイテムへのアクセス制限

Sitecore XM・XPでは、特定のサイトへのアクセスを制限するための次のメカニズムを有しています：

• 特定のSitecoreユーザー・ロール専用のセキュリティ権限を設定します。（「セキュリティ アカウントにアクセス権を割り当てる」記事を参照してください）
• サイト定義でrequireLogin属性を有効にし、ログイン ページを作成します。

制限されたネットワーク内の専用のContent Deliveryインスタンス

イントラネット サイトが制限されたネットワーク内で使用される場合、Sitecore XM・XP側で以下のことを実施する必要があります：

• 制限されたサイトのみを提供する、専用のContent Deliveryインスタンスを作成します。
• 制限されたサイト アイテムのための別のデータベースおよびパブリッシング ターゲットを作成します。