SQL Serverのアイドル状態の接続の回復性


解説

本事象は、「ProcessingEngine.Storage」データベース用に「AlwaysOn」が構成されているソリューションで発生する可能性があります。

小さな BLOB の生成中に手動フェールオーバー(SQL Management Studio 経由で)が実行されると、フェールオーバー後に BLOB がデータベースに配置されない場合があります。さらに、次の例外がスローされる場合があります。

System.Data.SqlClient.SqlException
The connection was recovered and rowcount in the first query is not available. Please execute another query to get a valid rowcount.

Microsoft社のドキュメントによると、この挙動は仕様通りのものです。本件および他のエラー メッセージが説明されている、以下のドキュメントをご参照ください。
Idle Connection Resiliency

「接続の回復性」機能は、Microsoft Azure SQL データベース及び SQL Server 2014(およびそれ以降のバージョン)でサポートされています。