「DisableBrowserCaching」が「false」に設定されている場合、Sitecore クライアント アプリケーションが失敗することがある


解説

「DisableBrowserCaching」 設定の値が「false」に設定されている場合、Sitecore クライアント アプリケーションが正しく動作しない場合があります。

例えば、コンテンツ エディター アプリケーションが、アイテムの編集時にデータの保存に失敗する場合があります。 保存アクションは成功したように見えますが、データは保存されません。

その他、コンテンツ エディターの使用時に次のエラーが発生することがあります:

[NullReferenceException: Object reference not set to an instance of an object.]
Sitecore.Shell.Applications.ContentManager.ContentEditorForm.OnLoad(EventArgs e)

解決策 1

「DisableBrowserCaching」設定の値を「true」に設定します。

解決策 2

  1. Sitecore.Support.312410.dll ファイルをソリューションの /bin フォルダーにコピーします。
  2. web.config ファイルで次の行を以下のように置き換えます。
    変更前:
    <processor type="Sitecore.Pipelines.RenderLayout.BrowserCaching, Sitecore.Kernel" />
    変更後:
    <processor type="Sitecore.Support.Pipelines.RenderLayout.BrowserCaching, Sitecore.Support.312410" />