Sitecore Managed Cloud ContainersソリューションをAKS1.22にアップグレードする方法


説明

Azure Kubernetes Service (AKS)1.21は、2022年7月にサポートが終了となりました。AKS1.21をベースにしたSitecore Managed Cloudソリューションは、AKS1.22を使用する新しいバージョンに更新する必要があります。AKSのサポートの終了または非推奨化の影響の詳細については、以下の記事を参照してください:
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/aks/supported-kubernetes-versions?tabs=azure-cli#faq

下記の解決策の節のステージ2に記載されているバージョンよりご利用のソリューションのバージョンが低い場合のみ、ソリューションを更新してください。
ソリューションのバージョンを確認するには、Managed Cloud Containers Azure DevOpsプロジェクトのinfrastructureリポジトリのsolution.jsonを閲覧して確認することができます。

この記事では、Sitecore Managed Cloud ContainersソリューションのAKSバージョン1.22を使用するバージョンへのアップグレード手順について説明します。

破壊的変更

AKSバージョンを1.21から1.22にアップグレードする際、Kubernetes APIにいくつかの破壊的変更が導入されます。これらの破壊的変更は、ダウンタイムを生じませんが、Sitecore Managed Cloud Containers環境に必要な追加の変更を加えるため、以下に記載されている二段階のプロセスを適用する必要があります。

アップグレード手順

Sitecore Managed Cloudコンテナのソリューションのアップグレード手順には、以下の2つの段階があります。