Sitecore Azureでカスタム データベースを追加する方法


解説

Sitecore Azureモジュール バージョン3.0以降のデプロイ時に、Microsoft Azure SQL Databasesサービスが自動で作成され、デフォルトのSitecore Core、MasterおよびWebデータベースがデプロイされます。

この記事では、新しいデプロイメントにSitecore Azureモジュールでカスタム データベースを手動で追加する方法について説明します。

解決策

Sitecore Azureでカスタム データベースを追加する際の推奨の方法は以下の通りです：

  1. Sitecore Clientにログインし、Sitecore Azureアプリケーションを開きます。
  2. StagingまたはProductionのいずれかのスロットを選択し、追加するデータセンターの一つをクリックし、EditingまたはDelivery Farmを追加します。

    Step 2

  3. New Deploymentダイアログにて、More Optionsボタンをクリックします。Azure Deploymentアイテムが事前選択されたContent Editorが表示されます。

    Step 3

  4. /sitecore/system/Modules/Azure/<Environment>/<Location>/<Farm>/<WebRole>/<Azure Deployment>/Database Referencesアイテムを選択します。

    Step 4

  5. /sitecore/templates/Azure/Databases/Database Referenceテンプレートをベースにし、wfmをアイテム名にし、新しいアイテムを挿入します。Database Idフィールドは空欄のままにする必要があります。

    Step 5

    重要：アイテム名は、接続文字列の名前と一致する必要があります。

    ※注：\App_Config\ConnectionStrings.configファイルに含まれるSitecore Web Forms for Marketersデータベースへの接続文字列は以下の通りです：

    <connectionStrings>
    ...
      <add name="wfm" connectionString="Data Source=.\SQLEXPRESS2014;Initial Catalog=Sitecore_WFM;Integrated Security=False;User ID=sa;Password=12345" />
    ...
    </connectionStrings>
  6. 変更を保存し、Content Editorアプリケーションを閉じます。
  7. New Deploymentダイアログにて、Start Deploymentボタンをクリックします。

    Step 7