※注:このドキュメンテーションでは、xDBクラウド サービスで利用可能な特定のサービス リクエストについて説明します。xDBクラウドで利用可能なすべてのサービスの概要については、xDBクラウドのサービス カタログの記事を参照してください。
この記事では、既存のxDBセットアップからxDBクラウド セットへのデータ インポートのすべての計画および実行について説明します。MongoDBデータベースを移行する場合、以下の2つのシナリオが考えられます:
- 既存のxDBクラウド セットから新しいxDBクラウド セットへの移行
- オンプレミス セットアップからxDBクラウド セットへの移行
インポートを依頼するには、Sitecoreサポート ポータルを通じてサポートのお問い合わせを登録していただく必要がございます。もし有効なSitecore証明書をお持ちではない場合、貴社のSitecore実装パートナー様にご連絡いただき、お問い合わせを代理で登録していただく必要があります。それが不可能な場合、貴社担当のSitecoreの担当者にご連絡いただき、Sitecoreサポートポータルでお問い合わせをするようにご依頼ください。
一般的なガイダンスとして、以下のプロセスをご参照ください:
- お客様から、xDBのインポートをリクエストするため、上述のシナリオの種別を明記し、Sitecoreサポートにお問い合わせをしてください。インポートの予定日、時間帯および正確なワークフローについては、お問い合わせ内でご相談させていただきます。
- お客様から、お問い合わせ内にてSitecoreサポートに以下のデータをご提供いただきます。
- xDBクラウド -> xDBクラウドへの移行:ライセンスID、xDBクラウド セットのソースのデプロイID、ターゲットのxDBクラウドセットのデプロイID
- オンプレミスDB -> xDBクラウドへの移行:ライセンスID、ターゲットのxDBクラウドセットのデプロイID、Sitecoreサポートに対応したファイル サーバーまたは他の適当な場所にアップロードされたMongoDBデータベースのバックアップ
- Sitecoreサポートは、xDBクラウドのリソースをターゲットのxDBセットへインポートします。この間、xDBクラウド セットのソースは影響を受けませんが、データの一貫性を確保するために、ターゲットのxDBクラウドへの接続を無効にしていただくことをお薦めいたします。
- インポートが完了すると、Sitecoreサポートよりお客様に通知します。その後、お客様側にて、いくつかのインポート後の手順を実施していただく必要があります(詳細な手順につきましては、お問い合せ内にてご案内いたします)。
- このインポート手順は、既存のMongoDBデータベースを新しいxDBクラウド セットにインポートするように設計されています。新規でないセット(つまり、MongoDBのアナリティクス データベースに既にデータが含まれている場合)にインポートすると、データの重複によるデータ損失が発生する恐れがあることにご注意ください。
- インポート作業のターゲットSLAは定義されていますが、既存のxDBクラウド セットをインポートのソースとして使用する場合、データベースのサイズ、データ内容の詳細、またはデータセンターのロケーションなどの技術的な要因によって、正確なインポートの実施時間が異なる可能性があります。