登録された送信者のメールおよびドメインに関するEmail Deliveryの問題


解説

2016年3月より、App CenterのSitecore Email Deliveryアプリケーションを利用するすべてのお客様に対して、通常のメール配信操作に問題が発生する可能性があります。

この問題が発生すると、以下の症状がみられます:

解決策

Sitecoreは、上記の問題を修正し、2016年4月8日に本番アップデートをリリースしました。それ以来、影響を受けたすべてのEmail Delivery機能は通常通り動作するようになりました。

※注:Email Experience ManagerおよびSitecore Email Deliveryアプリケーションを使用する際、必ず以下のSitecoreドキュメントを参照して適切に設定してください:
Sitecore-Email-Experience-Manager-3.2.pdfの「Dispatching through the Sitecore MTA(Sitecore MTAでの配信)」(英語版のみ)

EXM 3.3における後処理

EXM 3.3では、送信者ドメインのマネージメントUIが更新されています。そのため、もしUIで間違った送信者ドメインを発見した場合、EXM 3.3のユーザーは追加の後処理を実施する必要があります:

  1. 使用可能な資格情報でApp Centerにログインし、Email Deliveryアプリケーションがアクティブになっていることを確認します。
  2. Sitecore XPインスタンスのmasterデータベースに以下のSQLクエリを実行します:
    delete from dbo.SenderDomains
  3. Sitecore XPインスタンスを再起動します。
  4. EXM UIを開き、正しい送信者ドメインが初期化されていることを確認します。