本記事では、Sitecore® Express Migration Toolバージョン2.0.0以降(EMT)で発生した既知の問題について説明します。
既知の問題の修正に利用できる修正プログラムに関する詳細情報については、今後のSitecore Express Migration Toolリリースのリリース ノートを参照してください。
備考:これは、EMT関連の既知の問題の完全な説明ではありません。詳細情報については、Express Migration Toolのガイドを参照してください:
Sitecore Express Migration Toolバージョン2.0 Initial Release
Sitecore Express Migration Toolバージョン3.0 Initial Release
- Express Migration Toolを絶対ローカル パスで設定し、かつ別のサーバーからツールを実行する場合、ソースのインスタンスでのメディア フォルダの検索が失敗します。(118128)
- 一意の先祖を持たない設定ノードが不正にパッチされます。(107585)
- Express Migration Toolが、web.configファイルの<assemblyBinding>ノードを無視します。(138873)
- デフォルト以外の名前空間を含む設定ファイルのdiffファイルを生成することができません。(106008)
- Express Migration Toolは、sitecore.section.patch.config.disabled設定を間違った場所に生成する場合があります。(138875)
- Sitecoreの管理者が移行前のインスタンスで特定のセキュリティ ロールを削除した場合、移行が完了した後、移行先のインスタンスでこのロールが削除されません。これはバグではなく、対象システムのコードを破壊的な変更から保護するために実施されたものです。
- 同じバージョンを持っているソースにおいて、少なくとも1つの移行が完了した場合、このツールはセキュリティおよび設定の手順をスキップします。(137519)
- Web Forms for Marketersバージョン2.4 rev 150619またはWeb Forms for Marketersバージョン2.4 rev 151103から移行する場合、Express Migration Toolは、Web Formsの辞書アイテムを検出しない場合があります。(137846)
- 比較のインスタンスにモジュールをインストールした後、Express Migration Toolは、変更されていないモジュール アイテムを誤って変更、追加または削除として認識する可能性があります。(138877)