この記事では、Managed Cloudを使用するのに必要な、契約の署名からクラウドで動作しているSitecore XP環境の管理に至るまでの、すべての手順について説明します。
Managed Cloudのご利用開始までの主なマイルストーンは次のとおりです。
次のセクションでは、各ステップの具体的な詳細を説明します。
Managed Cloudの利用開始の手続きは、お客様のニーズに固有のManaged Cloudの契約に合意するところから始まります。このプロセスを開始するには、日本(または最寄り)のSitecoreオフィスにお問い合わせください。
通常のManaged Cloudの契約には、次の情報が必要です。
Managed Cloudの契約が正式に締結された後、Sitecore側でデジタル アクティベーション処理が実行されます。この処理中に、Sitecore Operationsチームは、一貫性を保証するために、それぞれのデータベースに注文を登録します。通常、この処理には数営業日かかります。
アクティベーション処理完了後に、以下のことが行われます。
ウェルカム レターを受け取った後、お客様の技術担当者から重要な技術的詳細情報をSitecoreに提供していただく必要があります。これにより、Sitecoreがクラウド リソースのプロビジョニングを進めることができるようになります。
このデータは、「CreateNewSet」と呼ばれるSitecore Managed Cloudサービス カタログのアイテム内で直接提供することができます。情報の送信完了後、Sitecore Operationsチームが迅速にプロビジョニングを実行します。
入力が必要なデータに関するドキュメントは、doc.sitecore.comに掲載されています。
Sitecore Managed Cloud環境がプロビジョニングされた後、それぞれのサービス カタログ アイテム内で、プロビジョニングされた環境に関する全ての技術的な詳細情報がお客様に提供されます。
以下は、上記の技術的な詳細情報の一例です。
お客様の技術チームまたは実装パートナー様は、これらのデータを利用してSitecore XPソリューションの実装に着手していただくことができるようになります。
進行中のタスクとManaged CloudでのSitecore XPソリューションの全体的な設計に関する詳細とリファレンスについては、Managed Cloudのドキュメント セクションを参照してください。