セキュリティ情報 SC2019-004-359228


最新の更新情報

解説

本セキュリティ情報では、Microsoft社によってMicrosoft Security Advisory CVE-2018-8269:Denial of Service Vulnerability in OData(ODataのサービス拒否の脆弱性)にて報告された中程度の脆弱性(SC2019-004-359228)と、その解決策について記載いたします。

脆弱性の影響を受けるMicrosoft.Data.OData.dll(バージョン5.8.4以降)アセンブリは、Sitecore Commerce Engineのリリース パッケージに含まれております。例えば、Sitecore Experience Commerceバージョン9.2 リリース パッケージに含まれているSitecore.Commerce.Engine.OnPrem.Solr.4.0.165.scwdp.zipアーカイブには、影響を受けるアセンブリが含まれています。

Sitecoreのお客様およびパートナー企業の皆様に、以下の情報をご確認の上、影響を受けるすべてのSitecoreのシステムに修正プログラムを適用していただくことを推奨いたします。

Sitecoreナレッジベースでの最新のセキュリティ情報に関する通知をご希望される場合は、セキュリティ情報を購読してください。

重大度の定義

お客様およびパートナー企業様に、潜在的なセキュリティ脆弱性の重大度の理解を深めていただくため、Sitecoreではセキュリティ脆弱性の重大度の定義の記事に記載されている定義を使用してセキュリティの問題をご案内いたします。

バージョン

脆弱性SC2019-004-359228は、以下のSitecore Experience Commerceバージョンで発生します:

解決策

問題のあるSitecore Experience Commerceのデプロイの脆弱性を解決するには、以下のダイナミック リンク ライブラリ(DLL)をバージョン5.8.4以降のものに置き換える必要があります。

問題のあるDLLを置き換えるには、2つの方法があります:

または

更新履歴(英語版)