Sitecore Experience Edge for XMの公式ドキュメントをご覧いただくことに加えて、Sitecore Experience Edgeの管理方法を理解しておくことも重要です。Sitecoreは、Sitecoreマネージド クラウド ポートフォリオの一部として、Experience Edgeの管理サービスを提供しておりますが、お客様は、お持ちのソリューションを独自で管理し、Sitecore Experience Edgeと統合していただくこともできます。 本記事は、これら2つのアプローチに関する詳細情報を説明します。
お客様は、Sitecore Experience Edgeの契約を締結される際、Sitecore Experience EdgeスタンドアロンまたはSitecore Managed Cloudソリューションの一部としてのSitecore Experience Edgeのどちらかの形態で利用していただくことになります。これらのオプションの双方で、Sitecoreマネージド クラウド チームがプロビジョニングを実施します。契約締結後、Experience Edgeのデプロイが作成されます。双方のオプションのワークフローの一部として、新規のExperience Edgeのデプロイに関する詳細情報を安全に通知するために、Sitecoreサポート ポータルにお客様のアカウントで新規のお問い合わせが作成されます。詳細情報には以下が含まれます:
上記の詳細情報を活用する方法につきましては、Experience Edgeのドキュメントをご参照ください。
独自に実装を管理されているお客様は、Experience Edgeデプロイのお問い合わせに記載されている詳細情報を把握し、要件に応じたSitecoreソリューションの統合を実施する必要があります。例えば、Sitecore CMからExperience Edgeの利用を開始したい場合、Experience Edge Connectorモジュールをインストールするなどです。
新しいExperience Edgeのテナントが必要な場合や、実装に関する課題がある場合は、Sitecoreの通常のサポート チャンネルを通じてサポートを得ることができます。
お客様がSitecore Managed Cloudで独自の実装を実行される場合、前述のSitecore Experience Edgeのプロビジョニングの際のワークフローに加え、以下のSitecoreの追加サービスをご利用いただけます:
各Sitecore XMデプロイメントにつき、1つのExperience Edgeのデプロイを作成・使用することができます。この1対1のマッピングが最適なベスト プラクティスです。お客様が要求可能なExperience Edgeのデプロイ数を判定するには、Sitecoreライセンスをご参照ください。「Sitecore Environment」XMLノード下に、ライセンスされている本番環境の数が表示されます。以下の例では、その数が「1」となります:
<Object Id="Sitecore.Environment" xmlns="http://www.w3.org/2000/09/xmldsig#"><module xmlns=""><idref>...</idref><name>Sitecore.Environment</name><count>1</count>
「Sitecore.Env.NonProd」XMLノードに、ライセンスされている非本番環境の数が表示されます。以下の例では、その数が「3」となります:
<Object Id="Sitecore.Env.NonProd" xmlns="http://www.w3.org/2000/09/xmldsig#"><module xmlns=""><idref>...</idref><name>Sitecore.Env.NonProd</name><count>3</count>
なお、古いSitecoreライセンスでは、10,000など非常に高い数が表示されることがありますが、これは無制限環境ライセンスの場合に有効なものでした。お客様の各デプロイにつき、1つのExperience Edgeに接続することが想定されているため、合計4つの環境がある場合、それに対応する4つのExperience Edgeの環境が必要となります。
Sitecore Professionalサービス チームとの有償契約による追加サポートのオプションが提供されています。これに関するご質問がある場合、Sitecoreのカスタマー サクセス マネージャまたは日本のSitecoreの担当者にお問い合わせください。