解説
本記事は、Managed Cloudのコンテナ化されたデプロイにおいて、Sitecore XPのソリューションのノードを再起動する方法について詳しく説明します。
制限事項およびリスク
重要：再起動を実施する前に、以下の推奨事項をお読み下さい。
- Linuxノード オペレーティング システムに適用すべきセキュリティ アップデートが保留中の場合、ノードの再起動が必要となります。
- ノードを再起動するときに、データが正常に保存されていない場合、データが失われる可能性があります。データを保存するには、コンテナのベスト プラクティスに従ってください。
- ダウンタイムなしでノードを再起動するために、一時的なノードが追加されます。スケーリングの実施にあたって、事前にサブスクリプションのクオータの残量を確認してください。
- ノードの再起動に関するサポートにつきましては、Sitecoreのサポート ポータルで新しいお問い合わせを作成してください。
- Sitecoreは、ノードの再起動時に発生したデータの損失の責任を負いかねます。
ノードを再起動する手順
- すべてのデータが保存されていることを確認します。
- Azure DevOpsのorganization and project（組織およびプロジェクト）に移動します。
- 「Pipelines」をクリックします。
- 記載されているパイプラインの中から、「Restart Nodes（ノードを再起動する）」のパイプラインを選択します。
- 「Run Pipeline（パイプラインを実行する）」をクリックします。
- 再起動したいノードを選択します。
尚、パイプラインには、WindowsあるいはLinuxタイプのノードを再起動する2つのオプションがあります。
各タイプのノードを再起動すると、選択されたタイプのノードが持っているすべてのインスタンスが再起動されることになります。 - 「Run（実行）」をクリックします。
- 進捗状況およびログを確認するには、「Job（ジョブ）」をクリックします。