Sitecore Managed Cloud コンテナをアップグレードする方法


解説

この記事では、Sitecore Managed Cloud コンテナのアップグレードに関する詳細情報を提供します。

リリース ノート

リリース ノートは、アップグレード パッケージと同じストレージ アカウント コンテナにあります: mccsharedupgradestorage

ファイル名の形式は次のとおりです。

release_notes.<mcc パッケージ バージョン>.md

例: release_notes.10.1.1-r.184297.md

アップグレード対象のバージョン

アップグレードに利用できるバージョンのリストは、ストレージ アカウントのコンテナより確認していただけます:

mccsharedupgradestorage

アップグレードの条件

お客様は、アップグレードする時期をお選びいただけます。
アップグレード パッケージには、Sitecore Managed Cloud コンテナのインフラストラクチャに必要な修正や改善が含まれています。

Sitecoreは、どのバージョンに対してもお客様にアップグレードをご提供する場合があります。Sitecore Cloud Operationsチームのエンジニアは、必要に応じて問題の修正や新機能の導入時にアップグレードをリリースします。

パイプラインによるアップグレードは、1バージョンごとにインストールしていただく必要があります。アップグレード バージョンを1つでもスキップされる場合は、Update Managed Cloudのガイドラインに沿って手動で行っていただく必要があります。

お客様は、Sitecoreインスタンスのいずれのアップグレード パッケージもインストールしていただけます。

重要な注意事項: アップグレード実行中、新しいブランチを作成する際に、既存のファイルがコンフリクトせずに置き換えられる可能性があります。これを防ぐためには、以下の点を考慮してアップグレードを行っていただく必要があります。

RACI マトリックス 

責任分担表は、マネージド クラウドのセキュリティ概要の記事に記載されています。