この記事では、Sitecore® Experience Platform™ 10.1 Initial Releaseにおける、既知の問題について説明いたします。
全体的なSitecore Experience Platformのドキュメントについては、Sitecoreドキュメント サイトにアクセスしてください。
上記の既知の問題に対する修正プログラムの有無については、今後のSitecore ExperiencePlatformリリースのリリース ノートを参照してください。
- Kubernetes環境では、プレビューとテストの開始(start test)ウィンドウでスクリーンショットが生成されません(458908)。
Sitecore Headless Rendering 16.0.0およびSitecore JavaScript Services 16.0.0:
- GraphiQL UIに、無効なクエリのHTMLマークアップを含む意味のないエラーメッセージが表示されます(461176)。
- レイアウト サービスは、レンダリングの定義アイテムが、レンダリングのアイテムに設定されていない場合、オブジェクト参照エラーを返します(462233)。
- 同じテンプレートを使用して2つのJSSサンプル アプリケーションを展開すると、テンプレート名が重複するため、サンプル コードでGraphQLクエリが破損する可能性があります(463187)。
- エクスペリエンス エディターで同じサイトを開いた後、接続モードでJSSサイトを参照すると、編集コントロールが表示されます。 これは、Cookieが共有されていることが原因で発生します(463386)。
- エクスペリエンス エディターでAngularベースのJSSアプリケーションを開くと、ページが正しくレンダリングされる前に、ページが存在しませんというエラーが一時的に表示される場合があります(463527)。
- エクスペリエンス エディターでNext.jsベースのJSSアプリケーションを開くと、Warning: Prop "phkey" did not matchというエラーが表示される場合があります。このエラーはコンテンツの編集には影響しないため、無視してください(463325)。
- 間違ったAPIキーを指定すると、GraphiQL UIにHTMLマークアップを含む無意味なエラー メッセージが表示されることがあります(464009)。
- エクスペリエンス エディターでJSSアプリケーションを開くと、TypeError: Cannot read property 'baseNode' of undefined というエラーが表示されることがあります。Next.jsの場合、開発モードを利用中、このエラー メッセージが画面に表示されることがあります。 このエラーはコンテンツ編集には影響しません(464010)。
- JSSアプリケーションをリンクが構成されているページで本番モードで実行すると、それらのリンクをマウスホバーした際にプリフェッチ(先読み)のGETリクエストが送信され、(開発者ツールの)ネットワーク タブに404エラーが大量に表示される場合があります。これらの404エラーはクリティカルなものではなく、アプリケーションの機能に影響を及ぼすものではありません。なお、Next.jsは開発モードではプリフェッチを行わないため、この問題が発生するのは本番モードに限られている点にご留意ください。
Sitecore.CLI 3.0.0:
- Sitecore コンテンツのシリアル化を使用して言語アイテムをプッシュしても、言語プロバイダーのキャッシュがクリアされません。
- スタート画面で、Horizonアイコンのテキストが英語バージョンにフォール バックされません(458916)。
- Preference Centerが更新されない場合があります(459455)。
- Sitecore Identity Serverが有効になっている場合、認証されたユーザーがログイン ページにリダイレクトされます(378901)。
- コンポジット コンポーネント全体にパーソナライズが設定されている場合は、動作しません(428358)。
- ユーザーがコンテンツ エディターでコンポーネントにデータ ソースを割り当てようとすると、エラーが表示されます(444859)。
- データ ソースの選択ダイアログで、既にページに存在するコンポーネントのローカル データ ソースを作成できません(451739)。
- ローカル データソースを使用するコンポジット コンポーネントでは、個人設定が機能しません(450108)。
- 同じデータ ソースを使用する 2 つのコンポジット コンポーネントのうち 1 つをページから削除すると、データソースに格納されているレイアウト情報が削除されます(450122)。