この記事では、Sitecore Managed Cloud Containersの既知の問題と制限の一覧を掲載しています。
- スケール インまたはスケール アウトが実行されると、本番環境でWindowsノード プールが破棄・再作成されます。この動作は、KB1002939の手順を適用することで変更できます。
- スポット インスタンスを使用する場合、Terraformの再実行中にWindowsノード プールが破棄されます。本事象の詳細については、GitHubのこちらをご参照ください。
- Windowsノードをスケーリングするたびに、アプリケーションのデプロイを再実行する必要があります。これは、ノードごとにエンド ポイントが再作成される必要があることによる、ディスク容量メトリックの必須要件です。
- Sitecore XPの本番環境では、追加の(スケーリングされた)ノード プールが0ノードにダウンスケールすると、メイン ノード プールが再作成されます。
- NGINXの送信・読み取りタイム アウトを240を超えて設定することはできません。この制限は、Azure Front Doorのタイム アウト構成が240秒を超えることができないことから設けられています。
- SKU configから該当のアイテムを削除すると、Terraformが以下のエラーにより失敗する可能性があります。
Provider produced an inconsistent final plan
windows_scaled_vm_sizeおよびwindows_scaled_node_countパラメータが構成から削除された場合に、ソリューションがスケーリングされたノードで展開されると、Terraform内に存在するバグが発生する可能性があります。
これを解決するには、スケーリングされたノードが必要とされない場合、windows_scaled_node_count を「0」に設定します。